ジェイソン・トッド: 普通の大学生
「息子さん、どうしたいのですか?」タリアは彼に尋ねた。「本当にどうしたいのですか?」
そして、ジェイソンがブルースへの執着を脇に置くと、答えは実に明瞭だった。彼は自分が何を望んでいるかを正確に知っていた。自分がいつも何を望んでいたのかを知っていた。食べ物を買う金が必要だったにもかかわらず、身なりを整えるのに使った、あの小さな路上のネズミだった頃からずっと。なぜなら、図書館に入るには清潔で上品な身なりをしていた必要があったからだ。汚れたホームレスの子供が本に触れることを許されなかったからだ。
「大学に行きたい。」
そしてタリアはそれを実現させてくれた。
(AU:リーグ・オブ・アサシンズでの訓練を終えたジェイソンが、ゴッサムに戻って復讐する代わりに、メトロポリスの大学に行くことを決意する話。そこから事態はどんどん複雑になる。ちなみにタイトルは皮肉だよ。ジェイソン・トッドに普通のところなんてないからね。)