リトルラックスレイ

眠りは以前ほど簡単にはいかなかった。木斗はこれを知っていて、今では赤足も知っていた。誰も求めなかったが、私が執筆を引き受けた病院のAU。

「時々、赤葦は木兎と交わした全ての会話を遡っていた。最初のメッセージからずっと下までスクロールし、何か——何でも良いから——現れるのを待っていた。だがいつも、何も得られなかった。」 ある日、彼は手紙を受け取る。